オートオークションで失敗した時の対処と理解すべきルール

業者間取引のオークション会場。今回は失敗した時の対処法、注意点などをまとめてみました。
よくある失敗の対処法を具体的にご紹介していきます。

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間違えて落札してしまった!!
落札店都合キャンセルについて

朝早くからオークション会場へ出向き、車両をしっかり下見して、万全で臨んだセリ合いでようやく落札した車両が、間違って別の車を落札してしまった。というようなことは実際あります。
実際各会場、毎回催あるのが現状です。

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理由は様々ですが、例を挙げていくと、

  • セリ機のボタンを誤って押してしまい購入予定のない車両が落札されてしまった。
  • 複数レーンの同時セリで、違うレーンを応札して別の車両を落札してしまった。
  • 出品票の内容の確認ミス(AT希望だったがMTだった。燃料がCNGやLPGだった。等)
  • 落札したが、エンドユーザーから何らかの事情でキャンセルになってしまった。
  • 不在入札で価格を間違えて入力してしまい高い価格で落札してしまった。

上記のような間違いや事情などで、キャンセルを余儀なくされる場合があります。
このようなときはオークション会場の運用に乗っ取ったルールで対応してもらいます。

まずは大切なのは、落札した時間です。

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落札してから、いかに早く気付くかが、ポイントになってきます。

というのもキャンセルするには、キャンセル申告時間期限というものがあります。
オークション会場にもよりますが、落札した時間から1時間以内や2時間以内の申告に限り、受け付ける、というのが一般的な期限です。この時間が過ぎてしまうとキャンセル自体できなくなるのがルールとなっています。(例外で時間内に申告しても落札店の了承を得ないとキャンセルできない会場もあります。)

そして費用です。当然ペナルティ、手数料関係の費用が、掛かってきます。
ここでもオークション会場によっても変わってきますが、ペナルティの料金で5~10万円(落札価格の何%の設定の会場もあり)、キャンセル手数料2~3万円(ペナルティに含む会場もあり)、出品料、成約料、落札料といった手数料関係も落札店負担となります。
各会場平均すると、7~9万円くらいの負担でキャンセル処理を行うことになります。

会場によっては、ペナルティが落札価格の10%に設定している会場もあり、例えば200万円で落札した車両ですとペナルティだけでも20万円ということになります。

キャンセル期限、費用は必ず各オークション会場に確認しましょう。

時間内であればキャンセル費用を踏まえ十分検討しキャンセルするか判断しましょう。

キャンセルせずに、落札した会場で再度出品する方法もありますが、落札した金額と同じ金額で落札されるとは限りませんし、手数料なども掛かりますので慎重に判断する必要があります。

出品店都合のキャンセル

せっかく落札したのに出品店都合のキャンセルによって、落札できなかった、ということも。

落札後に、出品店からオークション会場を通して、出品店都合キャンセルの申告が申告時間内にあった場合、ペナルティを支払うことによって一方的にキャンセルすることができます。(会場によってルールが違う。)

落札店都合キャンセル同様に申告時間期限があり、時間が過ぎてしまうとキャンセルできません。やはり成約(落札)した時間から1時間以内や2時間以内の申告に限り、受け付けるということになります。この際も出品店はペナルティ、手数料関係を支払うことになります。
ペナルティ料金も、やはり同様に5~10万円(落札価格の何%の設定の会場もあり)になります。

ペナルティ、はそのまま落札店に支払われますので、落札店は、キャンセルされた代わりにペナルティ料金をもらうことになります。(落札店都合キャンセルの場合は出品店へ支払われます。)

落札後もキャンセルの申告が入るかもしれませんので、そのようなルールがあることだけ覚えておくと良いでしょう。

落札した車両を確認したが出品票の相違や不具合があった!!

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クレームの申告について
落札した車両はできるだけ早めにチェックしましょう。
クレームの申告期限があります。
クレームの内容によっても期限が異なりますので、一通りチェックしたうえで申告しましょう。クレームの申告は基本的に何度もできませんので原則一回で申告することになります。(ただし会場が認めて場合この限りではない)

また搬出前の申告と搬出後の申告というような項目を分けている場合もありますので、しっかり各会場の規約をチェックしましょう。

不具合個所など画像に残しておくなど、クレーム担当とやり取りする際に対応しやすいようにしておきましょう。クレームの処理が済んでいないのに修理や加修を進めてしまうと、規約に反する場合がありますので、勝手には判断しないようにしましょう。

クレーム処理はオークション会場の規約に乗っ取って進めていくことになるので、必ずしも、クレームをすべて受付けて処理してくれるわけではありません。双方の歩み寄りが早期解決のカギとなるといえるでしょう。

入札価格を間違えてしまった!!

セリの時間にどうしても参加できない場合は、不在入札(応札)という方法もあります。

不在応札の注意点
入札受付時間期限が1時間前だったり、各会場のシステムによって変わってきますので入札する際は確認しましょう。時間を過ぎてしまうと価格の変更、取り消しもできなくなってしまう可能性がありますので価格の入力ミスや違う車両に入札してしまったなどの間違えがないようにしましょう。
間違えて落札してしまった際は、早急に落札店都合のキャンセルを検討しましょう。

会場によっては、不在入札価格プラス1ポス伸びるなどのシステム上のルールもありますので事前に確認しましょう。

まとめ

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以上の共通点は時間的な期限が存在するということです。期限内に申告をしなければならないということが大前提です。
プロとして参加する業者間取引のオークション。
プロであっても間違いや失敗は存在する。
事前に、ある程度のルールを知っておくことで迅速に対応できると考えられます。